間取りは自分だけで決めると失敗する!?高級住宅造りで失敗しないために


変わった間取りがよい間取りとは限らない

せっかく高級住宅を建てるなら、どこにもない変わった間取りにしたいと考える人は多いです。しかし変わった間取りにするほど、住みにくい家になることが少なくありません。建売住宅が住みやすいと言われる理由は、世間一般的に外れのない間取りに調整されているからです。それゆえ極端に住みにくいと感じるケースは少ないわけですが、注文住宅の場合は自由にデザインできる反面、失敗も招きやすくなっています。

注文住宅で住みやすい間取りを実現するには、建売住宅を参考にするのがおすすめです。住宅展示場やモデルハウスなどを無料で見学し、間取りのイメージをしていきましょう。機能美という言葉があるように、見た目より機能性を重視したほうが、結果的に満足度の高い住宅ができやすいです。

間取りの設計に多くの時間をかけたい理由

フルオーダーの注文住宅を建てるには多くの費用と時間を必要とします。すべてをゼロから設計していく必要があり、設計士と詳細まで詰めていけば半年くらいかかるケースが多々あります。十分すぎるほど時間をかけたい理由は失敗を防ぐためです。間取り図で見ているときは問題に気づかなくても、いざ建物が完成したら随所に不便があったという話は少なくありません。

設計士と相談するときは、自分の希望をしっかりと伝えておく必要があります。素人目線で考えた間取りが住みやすい間取りとは限らないからです。逆にすべて設計士に丸投げすると、注文住宅の意味が薄れてしまいます。プロの意見を取り入れつつ、住みやすさを損なわない間取りに調整していくのがコツです。

高級住宅は都会に多く存在しています。そしてそのような住宅は、防犯面において、たくさんの工夫があります。

Previous post 駐車場付きの賃貸物件を選ぶ時、知っておきたいこと
Next post エアコンと独立洗面台は必須!?家造りにおける人気の設備を紹介