
空気の流れと冷暖房効率を最適化!?窓とエアコンが住みやすさに与える影響
窓は生活にどのような影響を及ぼすのか
窓が多ければより日差しを取り込むことができますが、間取りの設定の自由度が狭められてしまうことがあります。窓のある場所に食器棚を置くような状況になれば、窓が隠れるので窓を設置した意味がなくなります。窓が多ければ多いほど、家具や家電を設置するときに気を遣うようになるわけです。
一方で窓が少なすぎてもデメリットが生じるのでよく考える必要があるでしょう。当然ながら窓が少ないと室内への日差しが弱くなるので、部屋が薄暗くなってしまいます。また室内の換気をするときに窓を開ける場合、窓が1箇所だと空気循環がスムーズにいきません。窓はむやみに増やす必要はありませんが、極端に少なくしても不便が生じるわけです。
エアコンを快適に使用するための心構え
住宅になくてはならない設備と聞いたとき、エアコンと答える人は少なくありません。エアコンは部屋と同数を確保するのが基本ですが、同時に配置場所にもこだわる必要があります。部屋のどこに配置するかによって冷暖房効率が変わってくるからです。エアコンを設置する際は、家電量販店のスタッフなどの専門家に下見、見積もりをしてもらうのがよいでしょう。
エアコンは部屋のサイズに合わせる必要があり、それにより消費電力を抑えられます。部屋のサイズに対してエアコンが小さすぎると、十分な冷暖房効率を得られないばかりでなく、消費電力が増えるので電気のムダ遣いにつながります。エアコンのほかに扇風機やサーキュレーターを設置するなら、そのスペースも確保しておきましょう。これらを併用すれば風の流れがスムーズになり、冷暖房効率が上がります。
予算が3000万の家であれば一般的なファミリー向けの30~35坪ほどの注文住宅が建てられます。予算的には機能性を備えた木造住宅がふさわしいでしょう。